投資資金を最大化する近道!固定費を節約する方法②~保険について~

コツコツ節約

こんにちは!サラリーマン投資家ひらまさです。

セミリタイアを目指していくうえで、投資資金を増やすということは非常に重要な要素となります。前回の通信費の節約に引き続き、今回は家計の中でも節約効果の高い、固定費の節約方法②として保険の見直しについて記事にしました。

お金を増やしていくには今回もとても重要な情報となると思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

1.実は必要ない?コスパの悪い保険について

世の中には非常に多くの保険が存在しています。保険という「商品」の価値を考えた際、それは「安心」「保障」ということになるかと思います。ひとつの考え方として、この「安心」「保障」が日本という国で、どれほど必要なのかということと、コストと価値のバランスを考えることです。

当たり前のように加入している人が多い保険ですが、その中でもコスパがあまりよくない、カットすべきものも存在してます。

結論から言うと、それは医療保障保険、定期の積み立て型生命保険、自動車の車両保険です。「え?それは必要でしょ」という意見もありそうですが、その理由についてお話していきたいと思います。

2.医療保障保険について

まず医療保障保険とは、病気やケガなどで入院(通院保証があるものもある)が必要になった際に、掛け金に応じた一定金額(日額1万円など)が支払われる保険になります。オプションで手術の際の給付や生活習慣病になった際の給付がつく商品もあったりします。

この保険が必要ないとする理由については、日本の公的保証が非常に優れており、世界でもトップクラス手厚い保障になっていることが挙げられます。

例えば、日本では一般的に国民健康保険に加入することになりますので、手術を含めた医療を受ける際には保険証を提示することで、1割~3割負担で医療を受けることができます。さらに、入院や手術により、大きな費用が生じた際にも、高額療養費制度という仕組みがあり、年収が770万円以下の方であれば、月額10万円以上の窓口負担は発生しない仕組み(細かい費用設定はここでは割愛します)になっています。(入院時の個室料や保険外のサービスなどには適用されません)

仮に手術などで200万円の治療費が発生したとしても、窓口負担は10万円以下でおさまるということになります。

医療保障保険に関しては、月額5000円程度(私は以前月6000円払っていました)の保険料を想定した場合、保険に入らずに1年半この5000円を貯金しておくだけで、10万円確保することができ、1か月分の入院費は支払えるということになります。

病気に備えることも大事なことではありますが、むしろ病気にならないような食生活や運動習慣などを身に着けるほうが私は重要だと考えています。健康に気を付けた生活を送りながら、貯金はしておく。万が一、病気になった際には、その中からお金を出し、病気にならなければ他の使い道にお金を使えばいいのです。

また、病気やけがをした際に、障害が残り仕事ができなかったとしても、障碍者年金として継続的にお金を受け取ることもできます。また、会社員として働いている場合、一時的な病気やけがで就業困難な状況あれば、傷病手当(日々の給料の3分の2程度)を一定期間(最長いねん6か月)受け取ることも可能です。

こういった様々な公的保証が使えることを考慮すると、本当に必要な保険はかなり絞れてくると思います。医療保険に関しては、個人的にはゼロにするか、入院日額5000円程度の最低限の保証がついたもの(月額保険料が2000円程度のものがある)が良いのではないかと考えています。

入院を想定した場合、個室料など公的な保険のきかない費用が出る場合もあるため、私自身は上記の最小限の保険(月2000円程度)には入っています。(入らなくても十分かもです)

3.定期の積み立て型保険

ここで言う積み立て型保険とは、保証部分とは別に、貯蓄機能のついた保険のことを指します。掛け捨て保険だと、保証部分のためのみの保険料支払いとなりますが、積み立て保険は解約返戻金などが、後から返ってくるタイプの保険です。

なぜこのタイプの保険が必要ないかというとコスト的なデメリットが大きいからです。一つは解約返戻金の受け取れる期間が来るまでにお金を下すことが難しいからです。5年~20年先に返戻金を受け取れる設定になっている商品が多いですが、それ以前にお金を下すと高額の違約金や手数料がかかる場合が多いです。積み立て額の20%以上かかってしまう商品も存在します。

二つ目は、積み立て部分の運用費用が馬鹿高いということです。

積み立て型保険の中には、その積み立て部分を投資信託のように株式や債券で運用してもらう商品が多くみられます。私自身、以前加入していた保険は、まさにそのタイプでした。運用費用の注意事項について、投資への知識がついたころに確認したところ運用の手数料がなんと年間約2%!!

ネット証券などで購入できる投資信託(0.1%程度の商品があります)と比較すると、約20倍、、

運用益がでたとしても、かなりの部分を手数料で持っていかれる仕組みになっているのです。

保険屋さんも利益がないとやっていけないですからね、、、

よく考えると大手保険会社のビルって一等地に立ってることが多いような、、、

話を戻しまして、、手数料が多いということは、その分、費用が差っ引かれるため、元本割れのリスクが非常に高まります。

保険は掛け捨てタイプのものにして、貯金は別の方法(ちゃんとした投資信託やETFでの積み立てなど)でしっかり行っていくのがもっともコスパが高いといえます。

4.自動車の車両保険

これもシンプルにコスパが悪いということが結論になります。

自動車の任意保険については、対物、対人保障が無制限でついているものを選べば良く、車種や年齢にもよりますが、その場合月々2000円から5000円程度の保険料で収まる場合が多いです。

また、車両保険がついていなくても、相手に過失がある場合は、車の修理費についてお金を受け取ることができます。

車両保険は自分に過失がある場合や、事故以外でのいたずらによる車両の修理が発生した場合の補償を受けられるサービスですが、月々支払う保険料がかなり割高になってしまうケースが多いです。

私自身も以前は車両保険に加入していましたが、車両保険をはずすだけで月額10000円の保険料が2000円台まで下がった時には正直びっくりしました。

考え方次第ではありますが、個人的な考えとしては、まず自分の過失となるような運転を極力避ける意識を持ち、ハンドルを握る。ただ、もらい事故などの不可抗力での事故もありますから、その際は任意保険で対応するという形でよいのではないかと考えています。

車両保険をはずすことで、かなりの保険料を節約できるので、万が一自分のミスで車を傷つけてしまった場合は、その浮いた費用からお金を出すという考えでよいかと思います。

また、車両保険で車を修理してしまうと、等級が下がってしまい、翌年以降の保険料が割り増しになってしまうというのも大きなデメリットと言えます。

 

5.まとめ

ここまで保険料の節約についてお話してきましたが、みなさんはどんな保険のプランに加入されているでしょうか。日本人が保険にかけている月々の保険料の平均は2万円と言われています。

そもそも日本という国は公的保証が充実しているという話を出しましたが、言い換えれば公的保証の費用である社会保険料もそれだけ高いということが言えます。

サラリーマンの給与明細をみても、その金額の大きさは一目瞭然で、今後ますます社会保険料の費用は増えていくといわれています。公的な保険料が高い日本に住んでいて、民間の保険にまで高いお金を出すのはとてももったいないと思いませんか?

私自身、保険を見直した際に、当時20台だったにもかかわらず3万円近い民間の保険料を払っていることに気づき、非常に後悔した経験があります。現在は、保険料を1万円以下まで下げることができており(車の保険込みで)、差額の2万円程度のお金を貯蓄や投資に回すことができています。

結果的に、我が家の家計では、前回お話しした通信費の節約も合わせると、年間50万円以上の費用を節約することができました。(我が家は特に無駄が多かったともいえます笑)

この記事を読んでいただいたことで、皆様の家計や貯蓄の改善に少しでも貢献できれば幸いです。

今後も、投資や節約についての情報や日々の気づきを発信していければと考えています。

目指せ!投資でセミリタイア!ひらまさでした。

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